ブレーキのエア抜き方法

安上がりな方法

 

 

 

ブレーキのエア抜き作業を一人で行なうには、ワンマンブリーダーを使うのが非常にポピュラーなわけですが、このワンマンブリーダーを購入する費用を抑えたいという人も結構多いようです。

 

 

実際にこういった人たちは、ワンマンブリーダーの肝であるワンウェイバルブを、他のもので代用してブレーキのエア抜きを行なっているようです。要は、ブレーキのエア抜きがしっかりと出来れば良いわけですから、それにかかる費用が抑えられればそれに越したことはありませんね。

 

 

例えば、熱帯魚などの水槽に使用するエアーポンプに水が逆流するのを防ぐためのチェックバルブを使う方法があります。このチェックバルブは200円程度で購入できるので、ワンマンブリーダーを購入するよりもずっと安上がりという訳なのです。

 

 

このチェックバルブの前後に燃料ホースを繋いでタイラップで縛れば、自家製のワンマンブリーダーが完成します。後は、これをブリーダーにつなげるだけですが、その時にチェックバルブがブリーダーボルトよりも上に来るようにホースを設置するのがポイントです。

 

 

こうすることで出てきたエアーが逆流しないようになるわけです。そして、ブレーキペダルを踏んではホースの中のエアをチェックしていきます。こうしてエア抜き作業が完了したら、最後にブリーダーボルト周辺に付着したフルードをブレーキクリーナーなどで洗浄し乾燥させましょう。

 

 

そして、ブレーキペダルを一杯に押してみてフルードの漏れが無いかどうかをチェックすることも忘れないようにして下さい。